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CFA Level IIは不合格!試験に落ちてわかった必要な勉強方法

インデックス投資を中心に資産形成に取り組むかちとり(@kachidoki_joshi)です。

金融の専門家としての知識の向上を目指して2019年6月に受験したCFA LevelⅡですが、8月に発表された結果は残念ながら不合格でした。

CFA Level Ⅰは2017年12月に初受験で合格し、2018年6月の試験は休憩として受験を見送っています。

年に1回の試験のため、不合格は時間的にも金銭的にも痛い…

とは言え、結果は受け入れなければならないため、次回の合格に向けて試験に落ちてわかった必要な勉強方法についてまとめたいと思います。

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CFA試験とは

CFA試験はChartered Financial Analystの略で、グローバルに通用する金融の専門家であることを証明するための資格です。

株式、債券、デリバティブ、経済、会計、クオンツ、ポートフォリオマネジメント、オルタナティブなど、試験では幅広い知識が問われます。

Bloombergの報道によると2019年の受験者は世界全体で25万人にのぼり、試験は全て英語で行われますが日本でも受験者が年々増加しています。

日本の同様の資格としては証券アナリストがありますが、金融業界におけるネームバリューと試験の難易度は圧倒的にCFAが上です。

資格を得るまでにLevelⅠ~LevelⅢまでの試験に合格する必要があり、最終試験に合格するのは5人に1人であると言われています。

不合格になった勉強方法

なるべく最短合格を目指していたのですが、Level IIを再受験となります。

まずは不合格になった反省として、どのように試験勉強に取り組んでいたのかを整理しておきたいと思います。

2019年4月~2019年5月

2019年6月のCFA LevelⅡに向けて勉強を始めたのが2019年4月の中旬です。いきなり反省点ですが、勉強を始めるのが遅すぎました

2017年12月に受験したCFA LevelⅠに、1ヶ月程度の勉強で合格してしまったため完全に油断していたと言えます。

これは人によって考え方が違うと思いますが、LevelⅠと比較してLevelⅡの合格に必要な勉強量は圧倒的に多いです。

LevelⅠの試験は一問一答形式で問題が出題されるため、6割の知識を理解していれば6割の問題を解くことができます。

一方で、LevelⅡの試験は5~6問の問題がまとまったケースとして出題されるため、6割の知識があっても、ある分野の知識不足で一連の問題が解けない場合があります。

Level IIでは、あらゆる範囲の出題の可能性に備えて広範な知識をしっかりと定着させておく必要があります。

また、私は勉強用の教材として、Schweser社の教材を購入しました。

まずは試験内容の全体観を把握しようとノートを一通り読みましたが、そのような丁寧な勉強が許されるのはもっと前から勉強を始めている人です。

ノートをだけでも7冊あり、順番に読んでいると。最初の頃に読んだ内容は問題を正確に解くレベルの知識として残っていません。

丁寧に理解したい場合は余裕をもって勉強を始めましょう。どうしても時間がない場合は、訳がわからなくても練習問題をひたすら解く方が合格の可能性は高そうです。

2019年6月~試験直前

仕事と大学院への通学により平日は勉強時間が取れず、勉強開始当初のスケジュールに大幅に遅れてテキストを一通り読み終えました。

LevelⅠに合格した経験から、Schweiser社のPractice Examを3回は解いておきたいと考えていましたが、すでに実現不可能なスケジュールです。

そして、いざ問題を解いてみると『こんな内容テキストにあったなぁ…』と思いつつも、初見ではほとんど解けません。

試験範囲を一周するだけでも時間が掛かるので、二週目以降に効率的な復習をできるようにすることを意識しながら勉強を進めることが大切です。

重要だと思う内容や苦手な内容については、自分のノートなどにポイントを整理しておくことがお勧めです。

試験当日の朝、試験会場付近のカフェに受験者と思われる方が大勢いましたが、それぞれ相当な勉強量を感じさせるノートを見直していました。

合格に向けた勉強方法

それでは次回の受験に向けてどのように準備を進めていくのか。

合格に向けた勉強方法についてまとめたいと思います。

Notesによる理解

最初の2~3ヶ月はSchweiser社のノートを読み、巻末の問題を解きます

LevelⅠを受験した際には『とにかく問題さえ解ければよい』という考えに基づいていきなりPractice Examを解き、適宜、関連するNoteを参照していました。

LevelⅡの受験においては、ノートを丁寧に一度通して読んでいます。試験には落ちましたがこの方法は正解でした。

Practice Examを解いて関連する内容を参照する際にも、全体における位置づけが理解できます。

正直テキストが7冊もあるので読むだけでも結構時間が掛かるのですが、一通り読むことの価値は間違いなくあります。

そのため、試験の合格を意味あるものにしたいという人はNoteから始めることをお勧めします。私も次回の受験に向けてNoteを読み直したいと考えています。

Practice Examによる実践

ノートを一通り読み終えたら、Practice Examで問題を解く練習をします。

実際に試験を解いて感じたのは、問題の解き方を理解するだけではなく、問題がどの知識を問おうとしているのかを意識する癖をつけた方が良いということです。

これは整理された問題集を解くことや繰り返し問題を解くことと、実際に試験問題を解くときの大きな違いです。

実際の試験問題では、この分野からの出題ですよと丁寧に教えてはくれません。

そのため、試験中は膨大な試験範囲の中からどの知識を引っ張り出してこなければいけないのかを判断する必要があります。

これは試験後の帰り道に「〇〇を問う問題はどの答えにした?」といった受験者の会話を耳にした際に、どの問題を指しているのかわからず、自分は勉強が足りなかったんだなと気づきました。

『この問題は、この知識が問われているな』、『この知識はこうだから、こう解けばいい』と順番に考える習慣をつけましょう。

もちろん問題を解くのも時間が掛かるので、一通り解き終わる頃には最初の頃に解いた問題を忘れていたりします。時間を掛けて繰り返し解いて、長期記憶に残すことが最も重要です。

自分のノートを作成して繰り返し復習

試験問題に正しく解答にするには、『知識を正確かつ素早く引き出せる』ことが重要です。

経験的には『じっくり考えれば解ける』『たしか、こんな定義だった』というような曖昧な理解では、選択肢を絞り込むことはできても、最後の正解を選べませんでした。

私の場合は業務で扱うことが多い株式やポートフォリオマネジメント、クオンツなどの知識には慣れている一方で、債券やデリバティブの知識には馴染みがありません。

ノートの理解やPractice Examを解く中で自分の得意、不得意を明確にし、試験前には苦手な分野がない状態にもっていけるかということが重要だと思います。

まとめ

CFA LevelⅡについて反省と、次回に向けた勉強方法をまとめました。

CFA試験は、受験の費用も高く、LevelⅢの合格までに最低でも3年は掛かるとても大変な試験です。

ただし、ポイントを抑えてコツをつかめば合格できてしまうなんちゃって資格試験と比較して、知識がしっかりと身に着けているかを試してくれる質の高い試験だと感じます。

ぜひご一緒に合格を目指しましょう。

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