雑記・コラム

資産運用で旅行に行きたい!運用資産を上手に取り崩せば人生の選択肢が広がる

旅行と言えば、年齢や性別を問わず多くの人の共通の趣味です。旅行先での非日常的な体験は、人生を通じた素敵な思い出を残してくれます。

しかし、交通費、宿泊費、食事代、お土産代など、旅行は何かとお金が掛かるのも事実。長期休暇を利用した旅行は、多くの人にとって年に一度の出費のタイミングでもあります。

もし旅行に掛かるこれらの費用を給与収入以外で補うことができるとしたらどうでしょうか。旅行に行くための負担も軽くなり、今よりもっと自由に旅行を楽しむことができるはずです。

この記事では、旅行に行くための予算を拠出するというテーマで、運用資産の取り崩しの方法について考えてみたいと思います。

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旅行に掛かる費用

まずは、旅行に掛かる平均的な予算について調べてみます。各数値は、エアトリ株式会社 「旅行に掛かけるお金」の調査に基づきます。

  • 国内旅行(男性):7万7,083円
  • 国内旅行(女性):6万7,457円
  • 海外旅行(男性):17万5,252円
  • 海外旅行(女性):14万5,066円

予算は目的地や宿泊先の旅館やホテルによって変わりますが、国内旅行で約7万円、海外旅行で約16万円が平均的な予算だと考えられます。

年に一度の出費として日々の節約やボーナスから予算を拠出している人も多いと思いますが、これらの出費を毎月の給与所得から支払うと思うと比較的大きな出費ではあります。

しかし、これらの費用を資産運用で増えた『お金が稼ぐお金』で支払うことができれば給与所得を減らさずに旅行に行けることになります。

運用資産の取り崩し

それでは、運用資産の取り崩しについて考えてみます。取り崩しとは、将来のために運用した資産を現金化し、現在の消費に充てることです。

例えば、日本の年金制度では、現役世代が積み立てた年金資産を運用し、必要に応じて取り崩すことで退職世代への支払いに充てています。

また、世界の大学では、積み立てた授業料や寄付金を運用し、校舎の改築など資金が必要な場合には資産を取り崩して大学経営に充てています。

このように資産運用と取り崩しは、資産の有効活用の観点から表裏一体の仕組みとして機能し、世の中の様々な場面で活用されています。

しかし、一般的な投資の教科書では、資産運用の方法については書かれても、取り崩しの方法については書かれていない場合が多いです。

その背景には、資産形成過程の取り崩しは増えたお金がさらに増えるという複利の効果の消失につながり、運用効率が低下する可能性があります。

また、稼いだお金をどう使うかは好きなようにしてくれということで、取り崩しの過程はファイナンスの関心の対象外であるとも言えます。

とは言え、個人投資家にとっては増やした運用資産をどう活用するのかも含めて重要なテーマですので、いくつか代表的な方法を考えてみます。

インカムゲインの活用

最もシンプルな運用資産の取り崩しの方法はインカムゲインの活用です。株式は配当、投資信託では分配金がインカムゲインに該当します。

配当や分配金を取り崩しと捉えることに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、株価や基準価額の一部を現金として投資家に払い出しているため、実質的には取り崩しと同じです。

株式を例にしてインカムゲインの水準を考えると、市場全体に投資をすれば2.5%程度、配当利回りの高い高配当株式に投資をすれば5%程度のインカムゲインが得られます。

冒頭の旅行の例では、280万円の資産を株式市場全体に投資をすれば、2.5%の配当によって国内旅行の平均予算である7万円の年間キャッシュフローを得ることができます。

このようなインカムゲインを目的とした投資は需要が高いですが、配当や分配金の払い出し以上に資産が成長しなければ、その分だけ資産は目減りしていくことになります。

インカムゲイン目的の投資については、以前に考え方のポイントを記事に書いたので、ご興味があればご参照ください。

キャピタルゲインの活用

もう1つの取り崩し方法は、キャピタルゲインに基づいた資産の売却です。こちらの方が、資産の取り崩しのイメージに近いかもしれません。

資産の売却による資産の取り崩しについては、金額やタイミングなど様々な方法が存在し、必ずしも1つの正解がある訳ではありません。

例えば、5万円、10万円など毎年一定額の資産を取り崩す方法は、シンプルで分かりやすい反面、資産の価格変動が一定ではないたま、取り崩しで資産が減ってしまうリスクがあります。

また、5%、10%など毎年一定割合の資産を取り崩す方法は、資産が増えたら取り崩しも増え、資産が減ったら取り崩しも減るため、運用成績に基づいた取り崩しを行うことができます。

しかし、毎年の取り崩し金額が一定にはならないため、具体的な資金使途や金額などが決まっている場合に、想定していた金額通りの取り崩しができないリスクがあります。

実際には、日々の資産価格の変動を意識しながら資産を自分の判断で売却するのは精神的な負担もあるため、どちらかというとインカムゲインを活用するほうがお勧めです。

資産運用はゴールではない

新聞や雑誌などのメディアでは、投資でいくら稼いだ、保有資産がいくらあるなど、資産を増やす側面ばかりが取り上げられる傾向があります。

当ブログが実践しているインデックス投資については、期待リターンが良くて年率5%程度であると言われており、どんなに一生懸命取り組んでもすぐにお金持ちにはなる訳ではありません。

しかし、やらないよりはやったほうが資産を効率的に活用するという観点で賢いですし、日々の生活にストレスなく付き合える投資方法です。

銀行にお金を預けていても資産が増えない時代、経済環境や金融環境の変化に合わせた自然な選択肢として、肩ひじ張らない上手な資産運用との付き合い方が広がっていけばと思います。

まとめ

途中から旅行がほとんど関係なくなってしまいましたが、雑記・コラムの記事については自由に書いて良しとします(笑)

当ブログが目指すゴールは、個人投資家として資産を効率的に活用することで、資産の成長と共に自分自身の人生も充実させることです。

投資や資産運用はお金を稼ぐための1つの手段であって、お金を増やすことそのものがゴールであるという訳ではありません。

ぜひ一度、資産運用に取り組む目的について改めて考えてみてください。資産を取り崩すという選択肢も、重要なポイントになると思います。

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