新年あけましておめでとうございます。インデックス投資を中心に資産形成に取り組んでいる、かちとりです。
2019年12月はクリスマスラリーや年末ラリーと言われる通り、米国株を中心に株価の上昇が続き、ありがたい1年の締め括りとなりました。
日本市場の動き出しはまだですが、年が明けてからは少し不穏な空気ですね。日本の連休中に市場が大きく動くのは恒例になりつつあります。
この記事では、当ブログの運用資産の状況について振り返っていきたいと思います。
運用実績

2019年12月の運用実績は+1.92%となりました。運用評価の基準としている「60:40ポートフォリオ」とほぼ同水準(-0.03%)です。
先月に引き続きREITの出遅れがポートフォリオのリターンを押し下げました。REITは完全に株式市場で安全資産扱いされていますね。
ポートフォリオ | 株式:債券=60:40 | |
リターン(年率) | 13.39% | 12.15% |
リスク(年率) | 10.92% | 8.88% |
リターン/リスク | 1.23 | 1.37 |
期間:2019年4月-2019年12月(年率)
ポートフォリオはシャープレシオ1超えが常態化しています。シミュレーションでもあまり出ない水準なので明らかに低リスクな市場環境ですね。
投資行動
12月の投資行動としては、積立NISAと特定口座における積立投資のみでした。
好調な市場環境への反応として暴落への備えが叫ばれましたが、個人的には2020年の相場もほどほどで終わるのかなと思っています。
2018年の年末の下落を含めると短期的なリターンも行き過ぎという訳でもなく、焦って現金化を考える必要もないと判断しました。
投資商品としては、いまいちな日本株指数同士を補い合うために、日経平均型のインデックスファンドに投資をしようかと考えています。
参考 日経平均とTOPIXのリバランス戦略について検証!結論は頑張っても効果なし!
投資商品
現在、投資している商品は変わりなし。証券口座の中で、なるべく運用コストを抑えることを意識して投資する商品を選定しています。
商品名 | 運用会社 |
eMAXIS Slim 国内株式 | 三菱UFJ国際投信 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 三菱UFJ国際投信 |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 三菱UFJ国際投信 |
たわらノーロード 国内リート | アセットマネジメントOne |
たわらノーロード 先進国リート | アセットマネジメントOne |
たわらノーロード 新興国株式 | アセットマネジメントOne |
SMT 新興国債券 インデックス・オープン | 三井住友トラスト・ アセットマネジメント |
野村つみたて 外国株投信 | 野村アセットマネジメント |
NEXT FUNDS MSCI日本株女性活躍指数 | 野村アセットマネジメント |
資産構成(含む現金)

2019年12月末の資産構成はグラフの通り。
現金比率は11月末からほぼ変わらず。年末にかけて不動産投資や家計のやり繰りがあり、スナップショットにはあまり情報がないかもしれません。
一応、当ブログの資産運用においては、最低でも家計の生活費の6ヶ月分程度は現金として銀行口座に残すことを意識しています。
参考 不動産の投資2件目が完了!インデックス投資家が不動産に投資する理由を振り返る
資産構成(除く現金)

リスク資産のみの資産構成は、グラフの通りとなりました。ここ数ヶ月の株価の上昇で、株式全体のウェイトが高めになっています。
短期的な価格変動はありますが、世界的な低金利環境で債券の期待リターンは低いと考え、株式の割合を高くしているのはこれまで通り。
2020年は株式と債券の毎月の積立比率を調整することで、ポートフォリオを目標の資産配分に戻していきたいと思います。
まとめ
2018年末の下落の復活から始まった2019年は、投資家にとってありがたい1年間でした。
株価は高いと言われ続けて久しいですが、5年、10年という時間の経過は本質ではなく、何がこの相場上昇を長続きさせているのかを考えることが大事だと思います。
直近ではスマートフォンの普及によって世界経済の高い成長が実現したと考えられますが、そこからバトンタッチする大きな材料が今後生まれてくることに期待したいですね。
それでは、2020年1月の「インデックス投資実践録」でまたお会いしましょう。

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