インデックス投資を中心に資産形成に取り組んでいるかちとりです。
現在は生活に必要な現金を残して家計の収入を運用しており、2019年4月から運用状況を確認するために毎月の記録を残しています。
2019年9月は、ここ数年振るわなかった金融株などを含む『バリュー銘柄』が瞬間的に吹き上げるなど、意外と大きな動きがありました。
この記事では、当ブログの運用資産の状況について振り返っていきたいと思います。
運用実績

2019年9月の運用実績は、+3.27%となりました。運用実績の評価基準としている『外国株式:外国債券=60:40ポートフォリオ』に対しては+1.15%となっています。
9月には市場の上昇と同時に金融株などバリュー銘柄の大きな反発があり、ディフェンス銘柄(主にREIT)を多く保有するポートフォリオへのネガティブな影響が懸念されました。
しかし、月末にかけて株式市場の勢いも一服し、結果的にはポートフォリオ全体のアロケーションはプラスの効果となっています。
幸い、運用目標としている年率5%のリターンに対してもインラインに到達しました。景気後退を懸念する声も多いですが、このまま順調に推移してくれることに期待です。
投資行動
9月の投資行動としては、8月と同様に毎月の積立投資のみでした。引き続き、目標に対して現金が余っている状況が続いています。
原油価格の動向を追っていたのですが、あと一歩という水準で反発してしまい、投資タイミングを狙う難しさを改めて実感することに。
現在は投資に掛けられる時間も少ないため、各資産クラスの期待リターンを高めることを目指して、スマートベータETFの活用などから始めた方がいいのかなと考えています。
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資産構成(含む現金)

2019年9月末の資産構成は、グラフの通りとなりました。引き続き、長期の目標以上に現金を保有している状況が継続しています。
旅行や買い物のクレジットカードの引き落としで現金が減った分、9月は節約にも気を遣ったのですが、これが意外と資産増に貢献しています。
こんなに現金を保有していても誰にも詰められないところが、個人投資家の助かるところですね。それ故に怠けている感も否めないのですが。
資産構成(除く現金)

リスク資産のみの資産構成は、グラフの通りとなりました。長期の目標に対しては、株式とREITのウェイトが少し高めになっています。
短期的な価格変動はありますが、世界的な低金利環境で債券の期待リターンは低いと考え、株式の割合を高くしているのはこれまで通り。
2019年7月からウェイトを増やしたREITは直近で大活躍しましたが、引き続き、ポートフォリオの更なる分散を追及したいと考えています。
まとめ
2019年度は、再び行ったり来たりの相場ですね。資産価格が高値圏で推移する中、投資家も過剰反応しやすい環境なのかもしれません。
最近では、大学院の授業でポートフォリオ最適化などについて講義を受けています。
せっかくなので自分自身の資産運用にも何か活かせないかと考えていますので、進捗があればブログでも報告したいと思います。
それでは、2019年10月の『インデックス投資実践録』でまたお会いしましょう。

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